大都会交響楽~最終回~

大都会交響楽~最終回~

大都会交響楽~最終回~

DJ:
川西卓
馬場正道
渡辺康成
嶋瀬陽子
小西康陽

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大都会交響楽。いままでに付けたイヴェントのタイトルの中でも、いちばん気に入っているものです。 ずっと考えていて、何かないか、と悩んで、明日までに決めなくては、というとき、不意にパッ、と降りてくる。そういうタイトルとか曲のアイデアとか、そういうものは閃いた嬉しさが残るのかもしれません。 このメンバーだと、どんな音楽が掛かるか、全く読めない。でもバラバラなアンサンブルがまとまったら、絶妙な響きになるのだろう、と考えるなら、このタイトルは相応しい、と思いました。 さて、そのメンバーですが。川西卓くんは、いつか一緒にパーティーをやりたいな、と思っていたので声を掛けました。テクニックの素晴らしさは言うまでもなく、レコードに対する知識と愛情に於いても、いま東京にこの人あり、という若手ナンバーワンのDJです。 その川西卓くんが一緒にやりたい、と名前を挙げたのが、渡辺康成くんと、馬場正道くんです。 川西くんは渡辺くんのことを「いま東京一のネタ師」と呼んでいました。ぼくはその頃、渡辺くんの作った或るトラックをよく掛けていて最高に気に入っていて、トラックメイカーとして大いに尊敬していたのですが、DJはまだ彼のスタイルというのが判らない感じでした。その上、このパーティーに誘ってみても、いつも煮え切らない返事で。けっきょく、「早い時間に自分と嶋瀬陽子さんとで自由にレコードを掛けさせてもらえるなら」という彼の希望を受け入れるかたちで参加してくれることになりました。 その嶋瀬陽子さんとは、それ以前にDJでご一緒したのは一度だけ。オルガンバー水曜日の鈴木雅堯さんのパーティーで、彼女は自分のセットの一曲目に宮川泰作曲の「ゲバゲバ90分」のオープニングテーマを選曲して驚かせてくれました。その後、いろいろなクラブでお見かけしたのですが、ちょうど「大都会交響楽」というタイトルを思いついた直後、すみだトリニティホールで行われたミシェル•ルグランの公演のロビーで偶然に会って、その場で新しいパーティーに誘いました。こういうのが縁というものだと思います。 さて、馬場正道くんですが、川西卓くん同様、彼とは一度イヴェントをやってみたい、と思っていました。世界中のどんなDJとも異なる、唯一無二の選曲家です。ただ、彼は自分の店である「スナック馬場」を週末のみ営業していましたから、誘うのは少し躊躇しました。しかし川西くんが強く推すので、馬場くんに尋ねてみると、快く受けてくれたのでした。 いま、こうして長々とパーティーのタイトルのことや、メンバーのことを書いているのは、この前までのこのページが、小西のプロフィールと写真だけが掲載されているものだと知ったからです。 この「大都会交響楽」というパーティーは、けっして小西康陽をメインにしたイヴェントではないので。それは一度、遊びに来て下さいましたらすぐに解るはずです。 もちろん、「大都会交響楽」に限らず、クラブの全てのパーティーの主役はDJではなくて、その場にいる人々です。お客様もDJもお店の人も等しく主役で等しく脇役で引き立て役、だと思います。 渋谷に移転したOTOに、まだ来たことがない皆様もぜひ。DJ5人、素晴らしい音楽を用意してお待ちしています。(小西康陽)

genre : ALL MIX
open: 22:00
charge : door/2000yen(1d) with flyer/2000yen(2d) web discount/2000yen(2d)